2020年度から必須化される小学校の「プログラミング教育」に合わせて、子どもの習い事にプログラミングをやらせる親御さんが多くなってきました。
でも、子ども向けの本格的なプログラミング教室に通わせるとなると月謝も高いので、現在子ども達の間で人気になっているタブレット学習などでも学ぶことはできないのかなと思われている方もいらっしゃるかもしれません。
タブレット学習をやっている通信教育はいくつかありますが、プログラミング教育だけに特化していないので、プログラミング同様他の教科も学びたいという方にはぴったりです。
この記事では、他の教科も勉強できるので小学生に人気の進研ゼミ小学講座におけるプログラミング学習について、その内容と口コミを紹介します。
●進研ゼミ小学講座でのプログラミング教育ってどんな内容?
進研ゼミ小学講座・チャレンジは、なんといっても有名なのが「赤ペン先生」です。
親御さんの中にも「赤ペン先生」にお世話になった方が、たくさんいるのではないでしょうか。
授業が分かるように教科書に対応していて、赤ペン先生による個別学習が魅力です。
・進研ゼミ小学3~6年生講座
進研ゼミ小学講座、小学3~6年生講座では追加受講費なし、申し込み不要でプログラミング教材も提供されるので、それらで学ぶことができます。
進研ゼミ小学講座の学習スタイルは、
紙のテキストを中心に学ぶ<オリジナルスタイル>と
タブレットと紙で学ぶ<チャレンジタッチ>
がありますが、スタイルによって教材の違いはありません。
プログラミング教育の狙いは、「プログラミング的思考」を身に付けることで、目的を達成するための手順を試行錯誤しながら論理的に考えることが主眼です。
初めてプログラミングをやる子どもでも分かりやすく、楽しく学べる教材が揃っています。
また、各教科に絡めて学ぶプログラミングでは、その学年の算数や理科の学習内容がより理解ができるような内容になっています。
・進研ゼミ小学1・2年講座
小学1・2年生も同様に追加費用なし、申し込み不要で「プログラミング的思考」が付く教材が揃っています。
こちらの場合は、どちらの学習スタイルを選ぶかで教材が異なります。
<オリジナルスタイル>
手を動かして試行錯誤しながら手順を考える「プログラミング的思考」を学ぶボードゲームや世の中にあるプログラミングに関心をもつ読み物などを教材としています。
こちらはタブレットを使わないので、プログラミング的思考の基礎に触れる程度の教材といえます。
<チャレンジタッチ>
チャレンジタッチでは、専用のタブレットを使い小学1・2年でもプログラミング的思考に近い「順次・繰り返し・条件分岐」の体験ができるようになっています。
上記以外に、小学1~6年生に次のような教材も揃えています。
こちらは、学習スタイルによる教材の違いはありません。
・情報活用能力の育成を狙いとする教材
<情報モラル>
子どもたちがマナーや危険さを踏まえて、上手に情報技術を活用していけるように、とくあるトラブルへの対応を疑似体験しながら学べる教材です。
<情報デザイン>
タイピング練習、目的や相手に合わせた課題の設定、情報の収集、整理・分析、表現、発信・伝達(動画・新聞作成などの疑似体験)を楽しく学べる教材です。
●進研ゼミ小学講座小学1~6年生で学ぶプログラミングの例
進研ゼミ小学講座でのプログラミング学習では、学年のステップ毎にプログラミングが
学べるように構成されています。
・小学1年生のプログラミン教材例(チャレンジタッチの方のみ)
「コラショとダンスでプログラミング」では、お手本と同じ動きを指示する問題で、試行錯誤しながら目的を達成する力を養います。(2020年度教材では6月号)
1・2年生にもわかりやすい内容です。
・小学2年生のプログラミン教材例(チャレンジタッチの方のみ)
「コラショのプログラミングロボ工場」では、ロボットづくりに挑戦します。
つまずきやすい「条件分岐」の意味が理解でき、学校の教材で学ぶ際もきちんとプログラムが作れるようになります。(2020年度教材では5月号)
・小学3年生のプログラミング教材例
「はじめてのプログラミング」という教材では、ビジュアルプログラミングを使ったアプリでプログラミングの基本的考え方である順次・繰り返し・条件分岐を学びます。(2020年度教材では5月号)
また、「はじめてのゲームプログラミング」では、自分でゲームを作ります。(2020年度教材では10月号)
・小学4年生のプログラミング教材例
「はじめてのゲームプログラミン」では、自分でゲームを作ります。(2020年度教材では4月号)
「電気迷路エンジニア」では、理科に絡めたプログラミング教材で、電気の知識を使い分けながら、試行錯誤し論理的に考えるプログラミング試行を学べます。(2020年度教材では4月号)
「キミがつくる!信号機プログラミング」も理科に絡めたプログラミング教材です。
「プログラミング的思考」を活用し、信号機のプログラミングを体験します。(2020年度教材では10月号)
・小学5年生のプログラミング教材例
「倍数プログラミング」は、算数に絡めたプログラミング教材です。
倍数を光らせるプログラミングを通して、倍数・公倍数の理解を深めながら、プログラミング的思考を養います。(2020年度教材では6月号)
「プログラミングでかく正多角形」も算数に絡めたプログラミング教材です。
プログラミングを使って正多角形をかく体験を通して、順次処理・繰り返し処理といったプログラミングの基礎スキルを身に付けます。
併せて正多角形の性質も学ぶことができます。(2020年度教材では1月号)
・小学6年生のプログラミング教材例
「倍数プログラミング」などで、プログラミング的思考を養います。
●進研ゼミ小学講座の料金
進研ゼミ小学講座の料金は、年間一括払い、半年一括払い、月払いによって金額が異なります。
年間一括払いが一番安く、月払いが最も高くなります。
入会金・再入会金はありません。
その範囲を示すと次ぎのようになります(税込)。
・小学1年生:2,980円~3,680円
・小学2年生:2,980円~3,680円
・小学3年生:3,740円~4,490円
・小学4年生:4,430円~4,980円
・小学5年生:5,320円~5,980円
・小学6年生:5,730円~6,440円
一括払いでも途中退会が可能で、受講月数に応じて清算し残金を返金してもらえます。
●進研ゼミ小学講座チャレンジタッチのプログラミングの口コミ
・残念な口コミ
・全体的にボリュームが少ない。
・簡単な内容なのですぐ終わってしまう。
進研ゼミ小学講座では、主要教科を学ぶ中でプログラミング学習があるので、プログラミングだけボリュームを多くするわけにはいきません。
また、プログラミングをこれから始める子どもを対象にしているため、どんな子どもでも取り組めるようになっていますので、既にスクラッチ(Scratch)などのビジュアルプログラミングツールで遊んでいるような子どもにとっては、物足りなく感じるかもしれません。
・良い口コミ
・簡単で分かりやすく、遊び感覚で学べる。
・低価格で主要教科とプログラミングを学べてコスパ抜群
進研ゼミ小学講座は、プログラミングに限らず全体がわかりやすいのが特徴となっています。
●進研ゼミ小学講座で学ぶプログラミングの内容のまとめ
進研ゼミ小学講座では、”オリジナルスタイル”とタブレット学習の”チャレンジタッチ”の2種類の学習スタイルがあります。
小学1・2年生からプログラミングを学ぶなら、チャレンジタッチを選ぶことになり、小学3年生からプログラミングを学ぶならどちらの学習スタイルを選んでも可能です。
進研ゼミ小学講座では、主要教科とプログラミングを教科書に準拠して学習する構成なのでプログラミング学習だけに特化していません。
なので、進研ゼミ小学講座は、
・主要教科と同様にプログラミングも学ばせたい
・プログラミングに関し子どもの興味が続くか心配
・低価格でプログラミング学習に慣れさせたい
とういう方におすすめです。
プログラミングにあまり興味を示さなくなっても、他の教科が学べますので失敗の可能性は低いです。
また、6ヶ月以上受講の場合はタブレット代が無料になるのもありがたいところ。
オンラインでの無料体験学習はありませんが、資料請求すると無料体験教材がもらえます。